こんにちは、久屋大通のパーソナルジム『MIC Personal Gym』の佐野です。

「腰が痛いけど、病院では異常なし」
「マッサージに行っても、すぐ戻ってしまう」
そんな経験、ありませんか?

実はその腰痛、腰ではなく“お尻”や“太もも”の硬さが原因かもしれません。
今回は、腰痛の本当の原因と、根本改善につながるアプローチを、詳しくご紹介します。

 

◆腰が痛いのに「腰に原因がない」って本当?

腰痛=腰が悪い、と思われがちですが、実際には腰は“被害者”であることがほとんどです。

特に注目すべきは、以下の3つの筋肉:

▷ 臀筋(大臀筋・中臀筋)

お尻の筋肉が硬くなったり、うまく使えなかったりすると、骨盤が不安定になり、腰椎に余計な負荷がかかります。

▷ ハムストリングス(太もも裏)

この筋肉が硬くなると、骨盤が後ろに倒れ、腰が丸まりやすくなります。
結果として、座っていると腰に常にストレスがかかる状態になります。

▷ 梨状筋(お尻の奥にある小さな筋肉)

ここが硬くなると、坐骨神経を圧迫しやすくなり、腰の奥の違和感や脚のしびれにつながるケースもあります。

 

◆なぜ、湿布やマッサージでは改善しないのか?

腰痛に悩んでいる多くの方が「一時的な対処法」に頼りがちです。

・マッサージでほぐす
・湿布や痛み止めを使う
・腰をかばって動かさない

これらは一時的に楽になるかもしれませんが、根本的な原因にはアプローチしていないため、すぐにぶり返してしまいます。

 

◆根本改善のカギは“柔軟性 × 正しい動き”の両立

本当に腰痛を改善したいなら、硬くなった筋肉を柔らかくするだけでなく、正しく動ける身体に整えることが必要です。

Step1:臀筋・ハムストリングス・梨状筋の柔軟性を取り戻す

🔹おすすめストレッチ:

・ピジョンストレッチ(梨状筋):坐骨神経圧迫を防ぐ
・ハムストリングスストレッチ:骨盤を後傾させにくくする
・中臀筋ストレッチ:骨盤の左右差を整える

※目安:1種目30秒〜1分×2セット/毎日継続が理想

Step2:股関節を正しく使う動作練習

🔹おすすめエクササイズ:

・ヒップヒンジ:腰ではなく股関節で動く習慣をつける
・グルートブリッジ:お尻の筋肉を意識して使う
・クラムシェル:骨盤の安定性を高める

「使われるべき筋肉」を動作の中で自然に働かせることが、腰痛予防への第一歩です。

Step3:体幹(インナーマッスル)で腰を守る

体幹が弱いと、日常のあらゆる動作で腰が過剰に動いてしまいます。

🔹おすすめエクササイズ:

・ドローイン:腹圧を高める
・デッドバグ:背骨を安定させながら四肢を動かす
・バードドッグ:バランスと安定性の両立

これらにより、腰に頼らず動ける身体が手に入ります。

 

◆腰痛は「鍛える・整える」で変わる

腰痛の改善には「柔らかくする」「使えるようにする」「支える力をつける」という3つのステップが不可欠です。
特に、どの筋肉が硬くて、どの動作で負担がかかっているかは人それぞれ異なります。

自己流のストレッチやトレーニングでは、効果が出ないどころか逆効果になることも…。

 

◆MICでのパーソナルトレーニングができること

MICでは、姿勢・筋肉バランス・柔軟性を評価した上で、
あなたに最適な「腰痛改善プラン」をオーダーメイドでご提案いたします。

「湿布に頼る生活を終わらせたい」
「根本から腰痛を改善したい」
そんな想いのある方は、ぜひ一度体験トレーニングにお越しください。

腰痛は“治らないもの”ではありません。
正しく向き合えば、確実に変えられます。

いつでもご連絡ください!

MIC 代表トレーナー
佐野