「脂質＝悪者」はもう古い！

こんにちは、MICの佐野です。
“脂質”と聞くと、「太る」「控えるべき」といったマイナスイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか？

ですが実は、脂質は体にとって必要不可欠な栄養素。
摂らなさすぎることも、健康やダイエットにとってマイナスなんです！

今回は、そんな脂質の“正体”と、“賢い摂り方”を解説していきます。

脂質は、体内でさまざまな働きを担っています。

* エネルギー源（1gあたり9kcalの高エネルギー）
* ホルモンの材料（特に女性ホルモンに重要）
* 細胞膜や脳神経の構成成分
* ビタミンA・D・E・Kの吸収を助ける
* 体温の維持や内臓の保護

つまり、脂質を極端に制限してしまうと、ホルモンバランスの乱れ、肌荒れ、疲れやすさ、集中力の低下…など、体調面に大きく影響が出るのです。

脂質を制限しすぎると起こるリスクには、以下のようなものがあります。

* 代謝が落ちて、痩せにくくなる
* 生理不順やホルモンの乱れ
* 冷えやすい、肌がカサつく
* トレーニングの回復が遅くなる

健康的に痩せるには、「脂質を抜く」ではなく、「質と量を選ぶ」ことが大切です。

* オリーブオイル、アマニ油、えごま油
* 青魚（サバ、イワシ、サンマなど）
* ナッツ類（アーモンド、くるみなど）
* アボカド

これらは血管や脳、ホルモンの健康を守る「不飽和脂肪酸」が豊富です。

* 揚げ物やスナック菓子に多い「トランス脂肪酸」
* マーガリン、ショートニング
* 加工食品に多い過剰な飽和脂肪酸

こうした脂質は、動脈硬化や内臓脂肪の蓄積につながる可能性があります。

脂質は、1日に摂取する総カロリーの**20〜30％程度**が理想。
例）1日1800kcalの場合、脂質は約40〜60gが目安です。

過不足がないよう、1日を通してバランスよく摂ることがポイントです！

脂質は「摂ると太る」という単純な話ではありません。
“何を・どれだけ摂るか”がすべてです。

良質な脂質を味方につければ、
✅ダイエットの効率UP
✅パフォーマンスの向上
✅美肌・若々しさの維持
など、あなたの身体にうれしい変化が起きていきます。

MICでは、脂質の“賢い摂り方”まで含めた栄養アドバイスを行っています。
食事の悩みも、いつでもご相談くださいね！

MIC
代表トレーナー佐野